どくだみの新芽が出てきたことで、新芽を使ったどくだみ茶を作りました。
ちょうどそのタイミングで蓄膿症になっており、身体はちょっと辛い状況。
いま、手元に「どくだみ」があるぞ。
どくだみ生葉の汁は蓄膿症に効能があるということで、好奇心をくすぐられた私はどくだみを鼻に詰め込んでみることにしました。
始めてこのような形で使ってみたのですが、なんとびっくり。目の上の膿がすっかり消えてしまいました。
※野草を使った身体への処方は民間療法となります。医療法ではありませんので、ここでは個人的な感想、実感として書かせていだきます。
新芽でどくだみ茶を作った時の話はこちら
蓄膿症についての話はこちら
蓄膿症にどくだみ
どくだみ茶の作り方でも触れていますが、どくだみは様々な薬効を持つ薬草です。
使い方の1つとして、蓄膿症や鼻詰まりに「どくだみ」の葉を鼻に詰めるという民間療法があります。
どくだみの葉を鼻に詰める
まずは葉を半分に千切り、くるくると丸めて鼻に入れてみました。
ややミントのような清涼感があるような。どくだみのあのニオイが直に鼻をさしてきます。
しばらくそのまま様子をみましたが、千切っただけなのでどくだみ汁が出てくる気配はありません。
臭いニオイを嗅いでいるだけのシュールなシチュエーションだったので、やり方を変えてみることにしました。
どくだみを潰す
以前購入していたミニすり鉢の出番です。
ミニすり鉢&すりこぎセット、110円。すりこぎはカエデの木で出来ています。こちらはセリアで購入しましたが、ダイソーにも似たタイプのものがあります。
どくだみ葉を1枚、すり潰していきます。半分に千切って潰しやすくしました。ごまを潰す要領で、円を描きながらすり潰します。
すり鉢の溝にすり込まれ、葉が消えてしまいました。困ったなあ。葉を2枚追加します。今度は千切らずにいきます。
団子状になってきました。いい感じの「どくだみ玉」が出来ました。
葉の汁も滲み出ています。これなら薬効成分を余すことなく吸収できるでしょう。
形を整えて鼻に詰めてみました。
少し顔を上に向け、指で鼻を挟んでみる。ここでも汁を絞り出そうと試みました。
相変わらずのニオイですが、葉をそのまま詰めた時より緩いようにも感じます。すり潰す時に揮発したのでしょうか。
30分ほど詰めたままにしてみました。
どくだみの効果は?
取り出す時にポロポロになりそうだったので、ティッシで鼻を挟みフンッと勢いよく飛び出させました。中に残っている残骸もしっかり取り出します。
すると、しばらくしてから突然のクシャミ。クシャミが出たのはいつぶりでしょう。
そのまま鼻水が出そうだったので鼻をかみますと、粘着性のある鼻水が出ました。鼻が詰まっていた自覚もなかったので、えっ?と驚きました。
眉の上を触ってみると、ムニュムニュがなくなっている。
効果を期待してやってみたものの、こんなに即効性があるとは。次第に偏頭痛も消失しました。
後片付け
すり鉢の溝に詰まったものは、食器用スポンジでは落としきれませんでした。すり鉢専用に新しい歯ブラシをおろす等した方が良いですね。
すりこぎには「どくだみ」の紫が色素沈着しました。
まとめ
蓄膿症にどくだみは効果があるのか?を好奇心から体験してみましたら、どくだみ玉から膿を排出する効果を実感できました。
蓄膿症になりたくはありませんが、また症状が出た時にはどくだみに頼ろうと思います。
十薬と呼ばれるどくだみ、おそれいりました。
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