バジルはどこまで大きくなるのか

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plant

そういえば、今年(2024年)のバジルは成長がぬるい。千切って食べようにも、葉数の少ない苗を見ているとなんだか勿体なく感じてしまうのです。

では、バジルはいったいどこまで大きくなるのでしょうか?

バジルを植え始めて13年。ちょこちょこ空白期間はありますが、定番のスウィートバジル/スイートバジルでいえば、だいたい草丈25〜30cmといったところで縦への成長は止まっています。(プランター・地植えどちらとも)

そんなバジルの印象をガラリと変えたのが、昨年植えたスウィートバジル。

写真は9月9日時点。おそらく、60cm強まで丈を伸ばしていました。葉はごうごうと生い茂り、白い花を咲かせています。

購入した時の苗。なんの変哲もない普通のスウィートバジル苗です。贔屓目でみると、苗の全長に対して葉が立派ですね。

植え付けが2023年4月2日。花壇を菜園畑に変更した最初の年です。ブロックで囲った箇所を第1ハーブエリアにしました。

大掛かりな土壌改良はしていないので、野菜と花の「基本の土(元肥なし)」と、コーヒーカスのリサイクル材を混ぜ込んだだけです。肥料や農薬も使用していません。

5月16日。着々と成長しています。この時で20〜25cmでしょうか。若干虫食いのあとも見られますが、張りのある綺麗な葉です。

5月21日。虫の被害が始まっています。茎は上に伸び、花も咲いています。そろそろ何か手をうった方がよさそうですが、写真の経過を見る限り何もしなかった模様。

5月25日。株が横に成長しています。わき芽がしっかり育っている様です。それにしても、花が咲くのが早すぎませんかね。

写真は5月27日。面白いのが、虫の被害に合い、上葉が全滅仕掛けたのちに復活を遂げ、冒頭の姿まで変貌を遂げたこと。

バジルにたかる害虫を調べてみましたら、この虫、ベニフキノメイガの幼虫に似ていました。シソ科の植物を食べるようです。

成虫の画像を見てみると、ちっとも可愛くない蛾でした。

7月7日。苗を新しく植え直したのではないかと疑いたくなるほど、虫被害もなんのそので成長しています。

その後、これまで見たことないほどの大株スウィートバジルへと成長。

花をつけ、大量の種までこしらえているのに、葉は衰えることを知らない様子。

バジル取り放題の昨年の夏。それはそれはピザ作りに重宝したものです。

その後、秋の訪れと共に枯れていきました。(こぼれ種から翌年芽を出して欲しかったので、種が出来るまで花穂は摘み取りませんでした。)

それにしてもバジルがこんなに大きくなるとは。これだけ大きく育てば立派なものです。

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